刀匠天儀 登場人物・藤原清人

藤原 清人(ふじわらの きよんど)  CV:空木 あすた

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「私がしたことなんて……師匠からいただいた御恩と比べれば、些細なことです。」

源清麿の弟子。清麿の教え方はかなり厳しかったが、心から師を尊敬している。
清麿が自刃した後、他の門人が去る中、1人残って師の借金と刀債を返した。
廃刀令後は、家業の温泉旅館(山形県のあつみ温泉 あさひや旅館)を営む。
温厚で人当たりが柔らか。風呂と酒が好き。


江戸時代末期~明治時代初期の刀工。出羽国(山形県)出身。本名は斎藤小市郎(さいとう こしろう)。

・刀 銘『稜威尾羽張』(みいつのおはばり)
清麿の死後、清麿の親友である斎藤昌麿のために作刀した刀。
『稜威尾羽張
先師清麿為信友昌麿主欲作神劔積貯地銕
廿年焉終不果委于我而辞世故継其志誓大神慎造之
後世必有神霊灼然矣 藤原清人』
「稜威尾羽張
先師清麿、信友昌麿ノタメニ、神剣ヲ作ラント欲シ、地鉄ヲ積貯スルコト廿年、
終ニ果タサズ、我ニ委シテ世ヲ辞ス。故ニ其ノ志ヲ継ギ、大神ニ誓ッテ慎ンデ之ヲ造ル。
後世、必ズ神霊ノ灼然タルモノアラン。藤原清人」
(成瀬関次『日本刀匠譚』、『豊前守藤原清人』より)

・脇差 銘『安政六年清人作 名人有似所二ツ酒呑銭無ト』
「名人に似たる所二つあり酒呑みと銭無し」
清麿の死から約5年後に打った刀。
名人であった師清麿を忍ぶとともに、自分が師に遠く及ばないことを銘に残している。
(『豊前守藤原清人』より)